住宅ローン審査を申し込んだけれど落ちてしまった。一件落ちたら何件申し込んでも一緒?など住宅ローンには「分からない」と「不安」が一杯です。
今回は住宅ローン審査に落ちた場合の落ちる人の特徴と、そこから見えてくる対策に関して書いてみたいと思います。
一度落ちても再度複数の住宅ローンに申し込んでみる
まずは皆さん、住宅ローン審査は何社くらい申し込むかと思いますか?平均3~5社程度です。それも低金利のものばかりでなく、少々高めの金利のものまで様々申し込んでみます。
有名なフラット35を始め、各銀行の各プラン、ネット銀行等、住宅ローン審査とは言っても星の数ほど様々な内容が住宅ローンにはあります。そのため、一件落ちてしまった。と落胆する必要はありません。気を取直して数件の審査を果敢に受けてみることも一つの方法です。
何故落ちてしまったのか身辺を確認してみる
住宅ローン審査に落ちた場合考えられる原因として最も考えられる原因は、借り手に返済能力があるか。金銭を貸すにあたり信用性はあるのか?これは勤続年数や借金が無いか、返済の滞っているライフラインや消費者金融とのやりとりが無いか?などが該当してきます。
さらに意外と見落としがちなのがクレジットカードです。使っていないのに何枚も付き合いなどでクレジットカードを持っていませんか?たくさんのクレジットカードを持っていて、審査に落ちた場合はクレジットカードに含まれるキャッシング枠が原因かもしれません。
住宅ローンの審査の際、このキャッシング枠が30万円だったとしたら、この30万円が借金として見なされる場合があります。もちろん一度も使用した事がなくてもです。
つまりこのキャッシング枠を持ったクレジットカードを複数所有しているとそれだけ借金として見なされる額が増えるため、審査には通りにくくなるのです。審査に落ちた場合、クレジットを複数枚所有しているのならば必要のないカードを退会する事で審査に通る様になるかもしれません。
健康状態は大丈夫?団体信用生命保険の審査基準
団体信用生命保険。略して団信をご存知でしょうか?こちらは債務者が病気や重度の障害により返済能力がなくなった場合にローンが滞らない様なシステムになります。
この団信の加入がローンの審査基準に含まれてくる場合があるため健康状態が良好であるにこしたことはないですよね。過去3年程度の期間に大きな病気を患った事があるか?持病を持っており日頃から投薬を行なっているなどすると基準を満たせない場合があります。
今後住宅ローンを組もうと思っている方も、ローンの選択を行なっている皆様も日頃からの健康状態の管理が必要になります。
また健康状態が原因でどうしてもローンが組みにくいという方は奥さんがは足りているのであれば夫婦ローンにする、借用金額を見直す。などの対策が必要になってきます。
まとめ(住宅ローンに落ちた場合の対策)
・複数の住宅ローンの審査を受けてみる。意外と金利の高い住宅ローンの方が通りやすかったりします。
・身辺を確認する。借金があるか?滞っている返済は無いか?何度も職を転々としていないか?勤続年数は2、3年程を過ぎているか?
・クレジットカードを持ちすぎていないか?キャッシング枠は借金とみなされることもあります。
・健康状態には普段から気をつける様にしましょう。
以上になります。最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。皆様のご助力になれば幸いです。