一軒家というものはどの時代でも憧れの的な存在ですが、そこで気になってくるのが住宅ローン審査でしょう。
住宅を購入する際にはローンを活用する人がほとんどでしょうが、ここ最近の日本の経済状況を考えると年収500万代の方でも気をつけるべき点がいくつかあります。
■年収500万代の内容
まずは基本的な年収500万代の状況を見ていきたいと思います。最近の日本では年収500万ならばかなり高い水準の階層となっており、全体の9%程度となっています。
平均よりも結構裕福な家庭であり、大体の手取り金額は25万円程と計算されます。一人暮らしの方だと家賃は7万~10万円程度となり、これに加えて自動車の有無などが大きな支出として関わってきます。
一人暮らしの場合だとこれでも良いのでしょうが、もし家庭を持つとなるならば住宅ローン審査を受けることになります。貯金などの平均額は5万円程度となっておりますが、これだけだと流石に一軒家や住宅を買う資金としては不足していると言えます。
■住宅ローン審査の年収について
住宅ローンに限った話ではないのですが、多くのローンの審査において重要なのは年収の項目になります。年収の多さは当然ですが、この年収がどれだけ安定しているかという点もまた重要です。
例え年収500万があっても自由業なども不安定な職業の場合だと、住宅ローン審査は厳しくなってしまいます。逆に正社員など給与形態が決まっている方だと、住宅ローン審査も無理のない範囲で借り入れができます。
この住宅ローンの借り入れにも限度額というものがあり、およそ平均としては年収の25%までが上限になっています。1年間で計算をすると年間125万円、月額で約10万円ほどを借り入れすることができます。
しかし社会人ともなると住宅ローン意外にも色々な借り入れをすることが多くなります。これら全ての借り入れ金額の合計の上限は年収の1/3となっており、これ以上を借りるとなると、色々なローン審査が厳しくなるのは覚えておきましょう。
この借り入れ金額の上限である1/3はいわゆる総量規制という制度に関わってくるものであり、総量規制対象外のローンや借り入れなどには当てはまりません。色々と目的に応じたキャッシングやローンもありますので、住宅ローンなどと一緒に計画を立てるのをおすすめします。
■年収500万でも無理のないレベルで借りましょう
住宅ローンの1年に借り入れできる金額は約125万円となっていますが、最大で借り入れが合計金額は年収の5倍が目安とされています。年収500万の方ならば2500万円ほどとなりますが、あくまでも目安であり各住宅ローンの金利なども計算に入れなければなりません。
月10万円程度で大体25年から30年ほど完済される方が多いので、まずは住宅ローン審査のシミュレーターなどを使ってしっかりと下調べをするのをおすすめします。