固定金利期間選択型住宅ローンというものがありますが、これってどんな人が選ぶのでしょう?
固定金利期間選択型住宅ローンにメリットなんてあるのでしょうか?
固定金利期間選択型住宅ローンは結局変動金利です
固定金利期間選択型住宅ローンは、
最初に選択した期間が終われば変動金利になりますね?
そして例えば10年の期間選択を選んだ場合、
この10年間は、
変動金利の住宅ローンより、
より多くの金利を支払わなければいけません。
じゃあ10年の期間が終わったらどうなるのか?
変動金利になりますが、
その際の金利は、
はじめから変動金利を選んでいた場合よりも
高くなる場合が多いです。
もしくはさらに
固定金利期間限定選択型住宅ローンの
期間を選びなおすことが出来ます。
長いスパンの変動金利みたいですね?
なぜ固定金利期間選択型住宅ローンなんてあるのか?
優等生タイプの人には、
住宅ローンは固定金利のほうが良く思われます。
金利が一定なので、
安心感がありますからね!
ただ、
固定金利の住宅ローンは、
どうしても金利を高く設定しなければいけません。
そこで少しでも金利に割安感を出すために、
当初何年間かだけ固定金利にして、
残りを変動金利にすることによって
金利を安く設定しているのです。
さらに
「当初○年間金利優遇キャンペーン」
とか言って、
はじめの支払い額を安く設定することにより、
住宅ローンを売り込みやすく出来ます。
結局銀行の都合です。
固定期間選択型住宅ローンはデメリットの塊です
銀行は、固定金利期間選択型住宅ローンのことを、
「固定金利のメリットと、
変動金利のメリットを組み合わせた住宅ローンです!」
なんて言ってますが、
期間選択型住宅ローンは、
固定金利のデメリットと、
変動金利のデメリットを組み合わせた住宅ローン以外の
何者でもありません!
固定期間が終わり、
金利優遇キャンペーン期間も終わった時、
金利が上昇していたら、
あなたにその住宅ローンを
支払い続けられるでしょうか(怖)?